玉響日記

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help RSS 怪奇大作戦 第12話「霧の童話」ロケ地、高遠を巡る 1

<<   作成日時 : 2009/11/15 22:08   >>

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 以前にも当ブログで触れた、往年の名作ドラマ「怪奇大作戦」。
 巧妙化する科学犯罪に立ち向かう科学捜査研究所SRIのメンバーの活躍を描いたドラマですが、犯罪の影には社会の抱える様々な問題点、人間の心理の奥底に潜む病理が描かれ、放送から41年を経ても現代にも通じるその内容は色褪せることがありません。

 さてこのドラマはエピソードによって各地でロケが行われていますが、私の家から程近い高遠で撮影された話があります。それが第12話「霧の童話」です。一部小海線沿線でのロケシーンがありますが、撮影の殆どは高遠で行われロケ地の古刹や石仏、美しい山村風景が随所に堪能できます(ただしドラマ上では鬼野村という架空の村名になっている)。せっかく近くに住んでいるので、ここは一つ地元の利を活かしてどこがロケ地だったのか調べてみることにしました。

 では、とりあえずその前に「霧の童話」とはどういうお話なのか簡単に紹介します。

「霧の童話」 放送日1968/12/1
■キャスト
的矢忠 演:原保美 SRI所長。
牧史郎 演:岸田森  SRIメンバー。
三沢京助 演:勝呂誉  SRIメンバー。
野村洋 演:松山省二 SRIメンバー。
小川さおり 演:小橋玲子  SRIメンバー。
町田大蔵 演:小林昭二 警視庁捜査第一課課長。

平八老人 演:吉田義夫 鬼野村在住の老人。
健一少年 演:高野浩幸 平八老人の孫。 

■ストーリー
 高速道路計画と外資系大手自動車会社デトロイトモータースの工場建設に翻弄される長野県鬼野村。村は土地買収賛成派と反対派に二分される。そんな最中、霧の夜に賛成派の人間が落ち武者の亡霊に襲われる。鬼野村にはかつて織田の軍勢に敗れて村に落ち延びた武士達を飢餓にあえいでいた村人が襲って金品を強奪するという出来事があり、以来落ち武者の祟りが旱魃や水害を引き起こしているという伝説があった。
 賛成派の村人が再び落ち武者の亡霊に襲われたことで、用地買収問題と関係があるのではと睨んだSRIは調査を開始する。果たして亡霊の正体は旧日本軍の毒ガス工場に配属されていた老人を首謀者とする反対派の老人達であった。霧の中に錯乱性の毒ガスを流しながら亡霊騒ぎを起こすことで祟りと見せかけて用地買収を阻止しようとしていたのである。それは哀れな老人達が演じた空しい抵抗であった。全員、警察に連行され事件も解決した数日後、鬼野村は鉄砲水に襲われ壊滅的な打撃を受ける。これがきっかけとなって用地買収が進み、数年後、煤煙にまみれた工場群と高速道路に貫かれた鬼野市が誕生するのであった。

 この話は巨大な力の前に翻弄される人間の姿がよく描かれており、最後、多数の死傷者を出した鉄砲水によって有無を言わさず終息させられてしまう様は空しさを禁じ得ません。これまでいかにも日本人の心の故郷的な美しい光景がたくさん出てきた後だけにラストシーンの対比は残酷です。またこの話のもう一方の主役、村の少年健一は鉄砲水で死ぬことになっており、劇中で語られる村を守りたいという少年の心情がにじみ出たセリフ(小学校で三沢京助と語るシーン)を聞いた後だけに切なさが募ります(素晴らしい名演技!)。
 これ、日曜夜7時台にやっていたんですよね。一応、子供もターゲットにしていたドラマですがすごい重い内容に驚きます。

 さてロケ地調査に当たってやることはドラマを録画したDVDから各シーンのキャプ画を撮り印刷、それを手に当てを付けた場所を訪問して確認するというものです。幸い今はネットがあるので地図を見ながら高遠の寺社の名前を片っ端から拾ってそれを画像検索するだけでも結構わかりました。いやー、いい時代ですね(笑)。その結果、大きく三箇所の区域で撮影されたらしいことがわかってきました。まだ、はっきりしていないカットもあるため断言できませんが判明したのは以下の地区です。

@高遠町西高遠周辺
 鉾持神社・建福寺・旧高遠小学校等
A高遠町藤沢周辺
 貴船神社・旧藤沢小学校等
B高遠町勝間周辺
 白山宮・竜勝寺参道入口・大明神橋等

 これらの地区で撮影されたカットを適宜繋ぎ合わせているため、ストーリー上は同一の場所であるかに見えても実はカットが変わるとまるで違う場所だったということがあらためてわかりました。
 それでは、判明したものからロケ地毎にどのシーンで使われたかを順次紹介していきたいと思います。が、膨大な写真を撮ってきましたので実はまだ整理が付いておりませんm(_ _)m。そこで今回はさわりということでご勘弁を!

画像

 当時、撮影スタッフや出演者が宿泊したというJRバス高遠駅近くの竹松旅館。高遠町西高遠周辺のロケ地はここから歩いて全て数分以内の距離である。

画像

 ロケ地の一つ、鉾持神社の下で今日も子供たちの安全を見守る猫。撮影中、ずっとポーズを崩さないでいてくれた。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
えええええーっそんなラスト!?
うーん空しい。でもちょっと興味が。

猫さん写真いただきました。
素敵なぶちさんでございますな。

私事で申し訳ないんですが、最近は蛾の撮影を楽しんでたりしてます。もふっ。
ひたき
2009/11/16 00:16
 ひたきさん、ご無沙汰してます。

 ほんと悲惨なラストですねー。今だったら大臣の鶴の一声で計画凍結なんてラストも有りかもしれませんが。

 この猫さんは実に大人しくていい子なんですよ。何もかもわかっているぞという表情がまたいいです。

 蛾ですか?まだいます?こちらはめっきり寒くなって蛾も殆ど見ないですよ。
如月
2009/11/16 21:06
懐かしいですね『怪奇大作戦』。
科学好きの身としては毎週ワクワクして見てました。

「きゃー!
闇を切り裂く怪しい悲鳴、
誰だ誰だ誰だ。
悪魔が今夜も騒ぐのさ。
SRI、SRI謎を解け。
SRI、SRI怪奇を暴け。
レッツゴー!」

こんな歌詞じゃなかったかな。(結構自信あり)
ともな
2009/11/16 22:41
ああ、それ、それ!
エンディングですね

オープニングは音楽のみでレギュラーキャストの紹介のみというのも斬新です。そろそろ怪奇セカンドファイルの新作が見たいなあ。
如月
2009/11/17 20:49

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